5月24日(金)友好都市・宮城県角田市から、みやぎ仙南角田地区JA青年部(※以下、JA青年部)の皆さんが、目黒区内の小学校へ田植え指導に来てくださいました。

この活動は、青少年委員会と直接関わりはありませんが、青少年委員会が区からの受託事業として行っている夏の2泊3日宿泊農村体験では、このJA青年部が現地での行程を考えて運営してくださっていますので、今回は彼らの目黒区での活動の一部を紹介します。

これは小学5年生の食育授業のひとつで、身近に田んぼのない目黒区の子どもたちのために、稲作やお米、農業の大切さを知ってもらおうと、春の田植えと秋の稲刈りの時期に毎年ご指導してくださっているものです。苗、肥料、出張交通費などかかる費用は、すべてJA青年部のご好意で行われています。

早朝に角田市を出発し、10時前、目黒区総合庁舎に到着。
教育委員会でご挨拶を済ませると、さっと着替え2班に分かれて小学校へ向かいます。

【中目黒小学校 編】

まず教室で稲作の授業をします。

一通りの説明が終わって、質問タイム!

農業をする上での悩みは?
コンバインの値段は?
お米を作る中で一番大変な作業は?
どんな思いで米作りをしているのか? …etc

子どもたちからの数々の質問に丁寧に答えます。

次は実習です。

中目黒小学校の田んぼ
教えられたように苗を手に持って、ぬるぬるとした泥の感触に声をあげながら植えます。

【月光原小学校 編】

ビオトープ横につくられた田んぼ。間隔も上手に植え終わりました。
田植えが終わったら子どもたちと一緒に給食をいただきます。

【緑ヶ丘小学校 編】

午後からは全員で緑ヶ丘小学校へ

こちらも田んぼがあるのですが、トラブル発生で急遽バケツ稲に変更!

その後は教室でグループに分かれてお話しを聞きます。

JA青年部の人がびっくりするぐらい、お米の名前をたくさん言える子どももいました!(^^)
子どもたちは、聞いたことを一生懸命にまとめました。

田んぼのトラブルが解消したら、苗を自分たちで植え直すので真剣です!

田植え指導のご紹介はここまで。

今年は、運動会の前日という学校が多く、3校だけの実施でとても残念でした。
バケツや発泡スチロールの箱でも育つので、来年はもっとたくさんの学校で行えるといいですね(^^♪

田植え指導の後は、総合庁舎に戻り青少年委員会と夏の宿泊農村体験の打合せ。

長い一日、みやぎ仙南角田地区JA青年部の皆さん、目黒の子どもたちのために、ありがとうございました♡

また取材にご協力くださった、小学校の皆さんもありがとうございました。 (写真は、個人が特定できないよう配慮しています。)